【作品への想い】
三代目仲田錦玉として、九谷焼の伝統的な作風の一つである「盛金青粒画風」、文様を特殊な絵具で盛上げ、その上に金泥を載せていく盛金技法と、イッチンを用い青絵具、白絵具を落とし描いていく青粒白粒技法の2つの技法が融合して独自の世界観を表現しています。 また、使用する金泥は、金沢箔を大皿上で数時間素手で擦る「金けし」と呼ばれる伝統的な製法で、美しい金色を醸し出しています。
【作歴・プロフィール】
1972年 石川県小松市生まれ
2003年 二代仲田錦玉に師事
2013年 全国伝統的工芸品公募展入選
伝統九谷焼工芸展入選
以後多数入選
2016年 九谷焼伝統工芸士に認定
2017年 石川県伝統産業優秀技術者奨励賞受賞
2019年 日本伝統工芸士会作品展にて一関市長賞受賞