金沢箔の美を表現する、上質な工芸品のセレクトショップ

金沢箔の美を表現する工芸品

金沢箔は、かつては仏壇や漆器の「材料」の一つとされ、工芸品としては認められていませんでした。箔一が業界で初めて、金沢箔を主役とした「金沢箔工芸品」を提案したことで、初めて工芸品としてのブランドとして認識され、その美しさがさらに評価をされるようになりました。箔一は、金沢箔を代表するブランドとして、その美しさをいかした作品を提案しています。

箔一の作家詳細

金沢で450年もの歴史を持つ金沢箔。その伝統的な技法を学び、また新しい技法を開発することで、金沢箔の新たな可能性を生み出し続けています。

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伊藤若冲の名作をインテリアとして

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう、1716年～1800年)の鳳凰をもとにしています。若冲は江戸時代中期の画家。その卓越した画力は歴代の絵師のなかでも抜きんでており、往時の限られた絵の具だけで、現代の私たちが見ても感銘を受けるほどの色鮮やかな作品を残しました。正当な評価を得られない時期も長く、日本画の歴史の中でも傍流とされたこともありました。

細部まで緻密に再現した図柄

近年になって再評価されるようになり、2016年に開かれた展覧会では5時間以上の待ち時間が発生するなど「若冲ブーム」ともいえる状況も生まれています。若冲は空想上の生き物も好んで描いており、鳳凰もその代表的なモチーフのひとつです。箔一では、その緻密な画風を最大限に再現しつつ、美しい金箔と調和させて絢爛な世界観を表現しています。

築200年の茶屋建築で楽しむ、高質工芸

金澤しつらえは、ひがし茶屋街が創建されたおよそ200年前に建築された建物を改装した、高質工芸のギャラリー&ショップです。茶屋建築を代表する建築物として、金沢市指定保存建造物にもなっています。しつらえでは金沢箔の美しさを存分に感じられる、多彩な商品を取り揃えています。金澤しつらえの店舗紹介へ

金沢箔の最高峰にであえるギャラリー

箔一本店箔巧館の2階には、金沢箔の最高峰の工芸品が並ぶギャラリーがあります。極めて精巧に復元された俵屋宗達、尾形光琳らの作品や、新しい技術を用いてうまれた工芸品などを展示・販売しています。失われつつあるいにしえの技術を研究し、新しい技術の開発も行うことで、未来の金沢箔の可能性を広げています。箔一本店箔巧館の情報はこちら。