【制作への想い】
「相手を大切に想うこころ」をかたちにした水引折型の本質である「相手とのコミュニケーション」を大切にした水引細工を制作。初代から続く水引への想いを現代へつなぐ新しい作品も多数制作しています。
【津田水引折型の歴史】
初代 津田 左右吉
大正前期頃、小笠原流の礼法・折型に魅せられ、小笠原流水引折型を勉強し始める。大正6年、供田呉服店(金沢市橋場町)のウィンドウに結納飾りが並べられた。
大正13年 昭和天皇に内裏雛と具足を献上
昭和元年 幼馴染の泉鏡花に内裏雛を贈答
二代 津田 梅
明治40年 津田左右吉の次女として生誕
結納水引細工の跡を継ぎ、大阪万国博覧会出演など希少伝統工芸加賀水引細工として定着し全国に広く知れ渡る。
三代 津田 剛八郎
昭和3年8月8日生まれ。
金沢市野町に店を構えた。数々の水引細工を残している。
現在五代まで継承されており、伝統を守りながら、現代生活にも身近に感じていただける作品を制作しています。また、アクセサリーブランド「knot(ノット)」を立ち上げ、加賀水引の技を応用したアクセサリーを展開している。