金沢箔の美を表現する、上質な工芸品のセレクトショップ

かわいらしい、現代的な染付

木戸優紀子さんの師匠である山本長左さんは、九谷焼に伝わる染付技法における代表的な作家です。その名は高く、宮内庁でも使われています。山本氏は古九谷にある藍九谷の色彩を現代に復活させようと、様々な研究と工夫を凝らして作品づくりをしてきました。木戸さんは伝統的な染付の技法を受け継ぎながら、現代的な感性を生かした個性ある作品を生み出しています。

木戸優紀子の作家詳細

伝説上の存在である古九谷の「藍」。その色彩に挑戦しながら、独自の感性をいかした作品づくりを行っています。

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女性ならでは感性を生かした作品

染付は、九谷焼の代表的な技法ともいえます。正統派を受け継ぎながらも、現代的でかわいらしい作風が木戸さんの工芸品の魅力です。昔ながらの技法を用いながら、現代に生きる女性としての感性がいかされています。日々の暮らしの中で使って楽しんでいただきたい作品です。

独自の技法で濃淡を表現

染付とは、素焼きの状態に呉須(ごす)と呼ばれるコバルト系の顔料をあしらい、焼成して発色させる技法です。湿度や気温によっても発色が変わると言われるほど、繊細な技法です。木戸さんの染付は淡い色彩を用いながら、線の密集によって濃淡を表現します。シンプルながら、木戸さんならではの色彩感覚を生かした絵柄は、見るほどに魅力を益す印象的なものです。