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箔一

箔一

木戸口 善夫

【作家の想い】
輪島で漆芸の技術を学び、漆芸と金箔の融合へ挑戦するため金沢箔の箔一に入社しました。今では、江戸絵画や墨絵の技法を活かしつつ、新しい箔蒔絵技法や箔盛り上げ技法を確立し新しい金箔の世界を作り出しています。この技術で屏風や掛軸などに使用し、金沢箔の素晴らしさを伝えていきます。

【作歴・プロフィール】
伝統工芸士
1999年 石川県立輪島漆芸技術研究所卒業
2000年 株式会社箔一に入社
2010年 eAT KANAZAWAにて作曲家川井憲次氏のギターを製作
2015年 いしかわ伝統工芸フェア2015用の美百選 優秀賞 受賞
2018年 第74回金沢市工芸展 入選

箔一

伝統の技術を継承

私は箔一の社員として、金沢箔を用いた工芸品づくりをツ級しています。伝統工芸士でもあり、技術を持つ職人として技法や材料などを継承しつつも、自分なりの新しい技術を加えた作品を作り出しています。金沢箔は、箔の大きさや貼り方で様々な表現をすることができ、新しい可能性が多い世界であると感じています。同じ箔の中でも銀や銅の配合率の違いで色合いが異なり、貼り方を変えることで異なった印象の作品を制作することができます。

箔一

金沢箔の表現の可能性を広げたい

伝統と革新をテーマに金箔の持つ輝き、色彩、艶、しわ感、風合いを引き出す表現の追求をしています。屏風や掛軸、香炉などへの繊細な箔貼りと蒔絵を施しながら、自身の技術を常に磨いています。金沢箔工芸品のパイオニアである箔一の職人として、まだまだ開拓の余地が大いにある金沢箔工芸の分野を構築しながら、次世代に継承していきたいと思っています。

1.6尺飾り皿 鳳凰(伊藤若冲)

販売価格440,000(税込)