金沢箔の美を表現する、上質な工芸品のセレクトショップ

【作家の想い】
オートクチュールの伝統的手仕事「メティエダール」は、フランスで200年以上の歴史がある貴重な造花手法です。この技法を用いて、装飾用の花やコサージュなどを製作しています。近年は、日本人と花の美意識、特に伝統工芸金箔の煌めきに魅了され、数々の作品を生み出しています。東京都白金台にてアトリエと教室も開講しています。

【作歴・プロフィール】
装花・アートフラワーデザイナー
《個展》
「ヒロコ　オオタニ薔薇コレクション」　大阪リーガルロイヤルホテル
「薔薇飾りと帽子展」　蓼科バラクライディングリッシュガーデン「オランジェリー」
「装いの花展」　銀座ギャラリー工芸社
「花と帽子展」　銀座ギャラリーメルヘン
「私のビクトリアン展」　銀座スタジオブルー
「装花展」　原宿ギャラリーミモザ
「夜会」　銀座ギャラリー悠玄

メティエダールの花作り

フランスには200年を超える伝統を持つオートクチュールの装花作りがあります。布の糊入れから、染色・カットなどすべて手仕事です。特にアルコールランプで温めた数十種の鉄のコテを使い分けるコテあてや、ピンセットで一つずつ花びらの繊細なフォルムを成形する技法は、極めて繊細な手業です。大谷ひろ子先生は、フランスの職人が使用するものと同じ道具を使い、コサージュだけでなく、ヘアアクセサリーやヘッドドレス、ウエディングブーケといった多彩な作品を生み出しています。

金箔×アートフラワー

フランスのアルチザン(職人)と同じ道具を使いながら、花びらに金箔を貼り、華やかなアートフラワーの世界をさらに1歩進めた造花が大谷ひろ子先生の魅力です。セレモニースーツの胸元に合うコサージュや、華やかな着物姿を引き立てるヘアアクセサリーなど、金箔の美しさ、輝きを生かした作品を多く製作しています。日本的でかつ絢爛な金箔の魅力を十分に感じていただける特別な「装いの花」を、是非とっておきの機会に身に着けていただけたらと思います。