香炉の種類は様々なものがあり、最近ではモダンなものやカジュアルなものも販売されるようになってきました。その中で、インテリアとしても香炉を楽しむという上質なくらしを求める方が増えてきています。
九谷焼の香炉は、作家の細かな技法が光る、コンパクトだけれども匠の技を凝縮した作品が多くあります。カタチへのこだわり、細描で隅々まで描かれた世界観、何と言っても色彩の美しさを感じていただくのにぴったりのお品ばかりです。
その中で、ご自宅に飾っていただきたい、おしゃれなお品をご紹介いたします。
細くて淡い青の線が特徴の木戸優紀子さんの香炉です。女性らしいデザインと美しい青色がやさしい印象です。蓋の裏側まで絵付けされた繊細なお品を楽しみながら、お気に入りの香りを楽しみつつ、優雅なひとときをお過ごしいただけます。
赤絵細描の正確で非常に緻密な線が作り出す、伝統とモダンが融合したかのような麻の葉の文様が美しい香炉です。やわらかな赤い色彩がインテリアに溶け込み、大人のかわいらしさを演出してくれます。
三代目仲田錦玉さんの作による、盛金技法と青粒技法が秀逸なお品です。弁柄色に合わせて白粒を加飾し、あたたかみのある作品に仕上がっています。香炉としてだけではなく、インテリアとしても重宝される香炉ですので、お部屋を上品に彩ってくれることでしょう。
ひがし茶屋街創設の1820年ごろに建てられた、由緒ある茶屋を改装したギャラリーが金澤しつらえです。雪景色にたたずむ風情も、また見どころです。
