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加賀象嵌と金箔のコラボレーション

企画展  
加賀藩の時代、加賀象嵌は武具や甲冑などを彩るために発展しました。長谷川さんは、その洗練された技を現代のファッションに生かしています。
長谷川真希


現代に生きる加賀象嵌を身に着けて

藩政時代から伝わる象嵌の技術。
なかでも加賀象嵌は「平象嵌」の技を守っていることに特徴があります。

平象嵌とは、その名のとおり表面が平らな象嵌です。象嵌した部分は一見すると着色したように見えますが、地金に溝を彫り、その中にぴったりと別の金属を打ち込んで表現しています。
大変に手間がかかる精密な作業で、熟練の技術と高い集中力を持続させることが求められます。

加賀象嵌は、武家文化の一端として、武具や甲冑などを彩る工芸技法として発達しました。
長谷川真希さんは、この技術を現代に生かす作家として活躍しています。

その作品は、銀に真鍮や金粒・金箔を打ち込んだものが多く、使いやすくかわいいモチーフを象嵌の手技で繊細に製作しています。
普段からお使いいただける大人のかわいいアクセサリーとして、人気を集めています。

長谷川真希

加賀象嵌・ジュエリー作家

長谷川 真希

【作家の想い】
石川県の希少伝統工芸である加賀象嵌技法を用いながら、親しみやすく、気軽に身につけていただける加賀象嵌アクセサリーを制作しています。金箔・プリカジュール技法も合わせて表現しています。

【略歴】
2004年 金沢市工芸展 知事賞
2006年 兼六園大茶会 金沢市長賞
2008年 金沢市工芸展 奨励賞
    石川の伝統工芸展 入選
     日本ジュエリー展 入選
    日本クラフト展 入選
    北國女流展 最高賞
2013年 石川の伝統工芸展 入選
2014年 日本ジュエリー賞 入選(以後、2022年まで連続入選中)
2020年 日本ジュエリー展 審査員賞 桂盛仁賞
2021年 金沢市工芸展 金沢市長奨励賞
      石川の伝統工芸展 入選

 
長谷川真希

花かんざしのネックレス

「花かんざし」は、春に咲くかわいらしいお花の生です。重なり合う花弁の様子などを表現したネックレスで、気持ちの良い春風を感じさるで字座員です。繊細なお花のトップが歩く度に揺れ、女性らしいやさしい雰囲気を感じながら、春のおでかけをお楽しみください。

長谷川真希

サクラと七宝文様のリバーシブルネックレス

ぷっくりと丸いトップ部分の両面に、春らしい淡いピンクの桜と可愛らしい七宝文様が描かれています。お洋服や季節に合わせてお楽しみいただけるリバーシブルのタイプです。フェミニンなニットやワンピースにも、カジュアルなTシャツにも合う印象的なネックレスを身に着ければ、周りからおしゃれ上級者と言ってもらえそうですね。

長谷川真希

ト音記号のブローチ

軽やかな音楽が聴こえてきそうな、キラキラ輝くト音記号のブローチです。春の喜びに思わず跳ねてしまいたくなる、わくわくする気持ちを代弁してくれています。春だけでなくオールシーズン使えるモチーフという点もおすすめのお品です。

金澤しつらえに、お越しください

ひがし茶屋街創設の1820年ごろに建てられた、由緒ある茶屋を改装したギャラリーが金澤しつらえです。春の景色にたたずむ風情も、また見どころです。

金澤しつらえ
金澤しつらえ
金澤しつらえ