伝統の技を、現代のファッションに
加賀象嵌の技を用いて、現代の女性に似合うアクセサリーを作る長谷川真希さん。真鍮を丁寧に加工し、ト音記号を表現したかわいらしくユーモアも感じる作品です。シルバーを象嵌しており、気品のある輝きと独特のリズムを感じさせています。
加賀象嵌の技を用いて、現代の女性に似合うアクセサリーを作る長谷川真希さん。真鍮を丁寧に加工し、ト音記号を表現したかわいらしくユーモアも感じる作品です。シルバーを象嵌しており、気品のある輝きと独特のリズムを感じさせています。
藩政時代、武士の武具や甲冑を彩る工芸として発達した加賀象嵌。工芸振興に力を入れた、金沢ならではの工芸技法です。長谷川真希さんは、加賀象嵌の技を現代の女性を彩るアクセサリーとして提案をしています。
長谷川さんの作品は、華やかさと気品を兼ね備えていることが特徴です。シンプルで洗練されたデザインの中にも作家の細やかな技が息づき、一つずつ時間をかけて丁寧につくられたことが伝わってきます。長く愛着を持って使える作品ばかりです。