漆ならではの艶を、日常の暮らしの中で
太古の昔から、工芸品に用いられてきた漆
その歴史は9000年もさかのぼると言われています
漆の木は10年~20年かけて育ち
一度、その樹脂を採取すると枯れてしまうため
10年以上かけて採取できる漆は、およそ500gしかありません
そうした手間をかけて、なお漆の工芸を作り続けるのは
そのしっとりとした艶に魅了され続けいてるためです
今回は、こうした漆の美を存分に感じさせながら、日常使いできるアクセサリーを集めました
幅広い世代に響く山中漆器アクセサリー
山中の老舗漆器店「ぬりもの静寛」と
アクセサリー作家「emyu.k」さんのコラボシリーズ
伝統的な山中漆器の美と
現代的なデザインが融合した作品は
幅広い世代の方に好まれています
漆と金箔の華やかな色どり
昨年ご好評だった@emyu.kさんの展示を今年も開催しています。
石川県の伝統工芸「山中漆器」の漆を使用した、モダンで普段使いしやすいアクセサリーシリーズ「KOTOシリーズ」を展示しております。
艶のある上品で華やかな赤
真っ赤でしっとり艶のある漆が秋のおしゃれにおすすめ。一気に秋らしい装いに仕上げてくれます。
カジュアルにもしっかりとしたファッションにも似合う、女性らしいピアスで秋を彩ってお出かけしてはいかがでしょうか。
現代的な感性で生まれ変わるクラシック
時代を経て受け継がれてきた
装飾技術『蒔絵・漆』の手技を駆使しながらも、
現代の感性によって継がれる
独自のミックス感覚を持った「美しさ」を築いています
クラシックと現代的な感性をミックス
「Classic Ko」は120年以上の歴史を持つ蒔絵工房が創りだす、現代の漆器。伝統的な美意識を踏まえながら、現代の感性をミックスした作品が魅力です。
漆の技法で生まれる現代的なモチーフ
古くから縁起物として好まれてきたフクロウのモチーフ。現代的な感性で、アクセサリーに仕上げました。
蒔絵の美しさを、日常の暮らしに
加賀藩主3代前田利常のころから
発展したという加賀蒔絵
その美を生み出す技法は、全国に名を知られるほどでした
蒔絵の技術を継承し、現代の暮らしに役立つものに
「うるしアートはりや」はそうした想いで
様々な作品を作り続けています
蒔絵の技術が生むモダンな柄
白蝶貝の下地に、金粉や螺鈿を用いて描いた月を見上げる猫のブローチ。かわいらしい図柄ながら、蒔絵の技法が駆使された工芸作品です。
かわいらしいふくろうの絵柄
縁起の良い動物でもあるふくろうは、「うるしアートはりや」さんの代表的な絵柄です。コレクションして楽しむ方も多くいます。
金澤しつらえに、お越しください
ひがし茶屋街創設の1820年ごろに建てられた、由緒ある茶屋を改装したギャラリーが金澤しつらえです。春の景色にたたずむ風情も、また見どころです。